頑張って作った離乳食。子どもの成長のためにも食べてもらいたいですよね。
前回まで「初期~中期の離乳食拒否への対処法」をご紹介してきましたが、離乳食初期から始まったわが子の離乳食拒否は後期になっても続いていました。
そこで今回は「後期の離乳食拒否」の8つの対処法をご紹介します。
離乳食拒否【後期】
離乳食を始めて2日目で、食べることを嫌がるようになった息子。
それは後期まで続いていました。 口を開けてくれないだけではなく、スプーンを近づけると顔をそむけてたり、大泣きするようにもなりました。この時期始めるとされている「つかみ食べ」ももちろんしません。
月齢が進むにつれて離乳食拒否が深刻になり、ついには体重も4ヶ月以上停滞してしまいました。
離乳食拒否の対処法【後期】
わが家が離乳食後期の頃に試してみた対処法を8つご紹介します。
①調味料を使う
【オススメ度】☆☆☆☆
離乳食中期までは「だし汁」で味付けをしていましたが、この時期になるとそれだけでは食べてくれない場合があります。そんな時は、この時期から使える「しょうゆ・みそ・ ケチャップ」などを数滴入れて味付けをしてみましょう。味が濃すぎると塩分が赤ちゃんの腎臓に負担をかけてしまうので、ほんのり風味がつくくらいです。
初めてしょうゆで味付けをしたときは、おいしそうにパクパク食べる息子に驚きました。
②外で食べる
【オススメ度】☆☆☆☆
休日にお弁当を作って、家族みんなで公園でごはんを食べました。すると、 ごはんをおいしそうに食べてくれました。ママ友からも、家では食べないけれど外だと食べるという話をよく聞きます。
③スプーンやフォークを持たせる
【オススメ度】☆☆☆
この頃スプーンに興味が出てきたようだったので、机に何本か用意しておいて持たせるようにしました。 すると、持ったスプーンでごはんをつついたり、お皿をたたくようになり、食べることへの興味がわいてきたように思えます。
④つかみ食べメニューを作る
【オススメ度】☆☆
ストローもコップも自分で持って飲みたい!!という子だったので、もしかしたら自分で食べたいのではと感じ、つかみやすいようにホットケーキやおにぎりや野菜スティックを用意しましたが、食べてくれませんでした。
⑤大人と同じごはん(米)を食べさせる
【オススメ度】☆☆
おかゆだと食べないけれど、水分を減らして炊いた軟飯なら食べる子がいると聞き、試してみましたが、うちの子には効きませんでした。
⑥イスを変える
【オススメ度】☆☆☆☆
ずっとハイローチェアに座らせて離乳食を食べさせていましたが、落ち着かない様子だったので、子供用の豆イスを購入してみました。
すると足がついて体が安定するからか、落ち着いて座っていられるようになりました。
⑦好きな食べ物から広げる
【オススメ度】☆☆☆☆
納豆・オクラ・なめこなどのネバネバしたものや、麺類は食べてくれたので、そこに色々なものを混ぜてアレンジして作ってあげていました。
食べるのが苦手な子は、嫌いなものを克服させるのではなく、好きなものから広げていった方がいいです。
⑧保育施設に預ける
【オススメ度】☆☆☆☆☆
うちの子は生後10ヶ月の時に保育園に入園しました。
息子は哺乳瓶でミルクを飲むことができない上に、離乳食を食べなかったので、預ける前はかなり心配していました。しかし給食が始まって3日後にはなんとすべて完食してくるようになりました。
それから驚くことに今まで一度も給食を残したことがありません。信じられませんが苦手な物もしっかり食べて帰って きます。
後期の離乳食拒否まとめ
保育園では給食を毎日完食してきてくれますが、家で食べる朝・夕・休日はあいかわらず食べてくれませんでした。その結果、生後9ヵ月の時の体重が1歳を過ぎてもまったく同じ体重(8.3kg)でとても焦りました。
しかし色々と試した結果、確実に食べる量は増えていきました。
理由はわかりませんが、保育園に入ったタイミングでごはんをよく食べるようになったという話をママ友からも聞きます。
保育園に入れなかったという方も、一時保育施設に預けることも検討してみるといいかもしれません。離乳食を食べるようになるかもしれないし、ママの息抜きにもなりますよ。
今回は7つの対処法をご紹介させていただきましたが、少しでもみなさまのお役に立てると幸いです。