「子どもが離乳食を食べてくれない」と悩んでいるママさんは意外と多いです。一生懸命作った離乳食を食べてくれないと悲しいし、子どもの発育が心配ですよね。
うちの子も離乳食を食べない上に、体が小さかったのでとても悩みました。
そこで今回は「初期の離乳食拒否」についてと、わが家が試した5つの対処法をご紹介します。少しでもお役に立てると幸いです。
【体験談】生後5ヶ月で離乳食デビュー
育児書通り生後5ヶ月になった日に、子どもにスプーン一杯のおかゆを与えてみました。
するとニコニコと嬉しそうに食べてくれました。うちの子は哺乳瓶拒否がひどく、離乳食も嫌がらないか心配でしたが、 美味しそうに食べる子どもの姿を見て安心したのを覚えています。
しかし嫌な予感が的中しました。2日日から口にスプーンを持っていくと嫌な顔をするようになり、3日目、4日目になると、口を開けなくなってしまったのです。
離乳食拒否の対処法【初期編】
わが家が離乳食初期の頃に試してみた対処法を5つご紹介します。
①離乳食を1週間お休みする
【オススメ度】☆☆☆☆
育児書通りに生後5ヶ月になった日から離乳食を始めましたが、 親が食事するところを見て口をモグモグすることも、よだれを垂らすこともなかったので、まだ始めるには早かったのではないかと思いました。 そこで1週間をお休みして、またスプーン一杯から始めました。
すると、明らかに以前よりも食べてくれるようになりました。
この時期に離乳食を食べない場合は、始めるにはまだ早いかもしれません。
②味や舌触りをよくする
【オススメ度】☆☆☆☆
初期の頃のおかゆは、水とごはんを鍋で煮て作っていました。
すると鍋の底の部分にたまっていたおかゆが、おもちのようにベタベタしていることがあったのですが、食べずらかったのかもしれません。
食感だけではなく、ニンジンは食べるけどカボチャは一切食べなかったりで、すでに味の好みがあるようでした。苦手なものは、しばらくお休みすると食べられるようになったりもするので、間隔をあけて食べさせてみましょう。
あとはとろみをつけると、食べやすいようです。おすすめは和光堂の「和光堂のとろみのもと」です。
これを離乳食に混ぜるだけで、簡単にとろみがつけられますよ。子包装タイプも販売していますが、1歳になってからも愛用しているので、大容量タイプがおすすめです。
③お腹を空かせる
【オススメ度】☆☆☆☆
離乳食初期は午前中に与えていました。 朝起きるとまず授乳をしていましたが、それをやめてお腹を空かせてから、離乳食を与えるようにしました。
すると起床後に授乳していた時よりも、食べてくれるようになりました。
④楽しい雰囲気を作る
【オススメ度】☆☆☆
最初の頃は「食べさせなきゃ!」という気持ちが強かったので、緊張した雰囲気でしたが、食事は楽しいものと感じてもらうために、笑顔で「美味しそうだね」「よく食べられたね」と言うようにしました。
⑤スプーンを変える
【オススメ度】☆☆☆☆☆
離乳食を食べてくれない原因として「スプーンの感触が嫌だ」という事があります。
そこで色々な種類のスプーンを購入して試してみましたが、なかなか食べてくれませんでした。
ある日、同じく離乳食を食べてくれなかったと悩んでいたママ友から、これだと食べてくれたというスプーンを教えてもらいました。
「リッチェル 」
こちらは2本セットですが、 離乳食初期のうちは小さい方のスプーンを使っていました。
実際に舐めてみると、大人でも食べやすい形状と感触です。
早速、子どもに試してみると今までのスプーンとは違い、とてもスムーズに食べてくれました。
あとは100円ショップなどに売っている木製のスプーンなども、食べてくれた!という口コミが多いです。
まだ使ったことがない方は、ぜひお試しください。
初期の離乳食拒否まとめ
以上が生後5・6ヶ月の時に試したことです。
5つの対処法をご紹介しましたが、うちの子の場合、効果がでても数日後には再び食べなくなるという感じでした。
この時なかなか進まない離乳食に、とても焦りやイライラを感じました。
しかし、この時期離乳食を食べなくても全く問題はありません。
小児科の先生が、「離乳食から栄養をとる時期ではなく、ごはんに慣れさせる時期。発育的には母乳やミルクがしっかり飲めていれば十分なので、初期の離乳食拒否はあまり気にする必要がない」と教えてくれました。
離乳食を食べてくれなくてイライラしてしまうという場合は、一度思い切ってお休みしてみましょう。
次の記事は中期の離乳食拒否についてご紹介します。
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