妊娠・出産をした女性の多くが経験するという「腰痛」。産前産後に骨盤が開くことによって痛みを感じるといわれています。重いお腹ををかかえたり、赤ちゃんを抱っこするのは、なかなか大変ですよね。
私が妊娠してから1番最初に経験したマイナートラブルは歩くのも困難なほどの「腰痛」でした。
痛み止めは飲める?改善法はある?今回は「妊娠中の腰痛体験と解決法」をご紹介します。
【体験談】妊娠超初期から腰痛
妊娠6週目に突入したある日の朝です。いつものように起きると腰の痛みを感じました。学生時代に腰を痛めてから生理中や運動した日などたまに痛みを感じていましたが、病院にいくほどの痛みではなく、そのまま自然とおさまっていたので、そのときは深刻に思いませんでした。
もしかして妊娠の症状の1つなのかな?なんて思い職場のママさんに相談したら、まだお腹も大きくないし腰痛なんて早いよ~なんて笑われましたが、これから産後半年過ぎまで腰の痛みが続きます。
妊娠中にシップや鎮痛剤は使えるの!?
妊婦検診の時に先生に腰痛のことを相談すると、「腰痛はよくあることです。骨盤の関節を緩めるリラキシンというホルモンの影響で痛みを感じます。基本的に妊婦は、痛み止めやシップは使えないので我慢してください」というまさかの言葉でした。
特にシップは、胎児の健康を害する成分が入っているものが多いそうなので、妊娠中は控えるべきだそうです。
骨盤ベルトのメリット
妊娠中の腰痛対策ついて調べていくうちに、「骨盤ベルト」というものを発見しました。骨盤ベルトにはこのようなメリットがあります。
- 腰痛改善・腰痛予防
- 骨盤のゆがみを防止する
- 子宮が下がるのを防止する
- 産後の体形戻し
骨盤ベルトはなぜ腰痛にいいの?
妊娠中の腰痛は、ホルモンの影響で骨盤の関節がゆるみ、骨盤の周りの筋肉に負担がかかる事によって起こります。骨盤ベルトで骨盤を支えることにより、筋肉への負担を軽減してくれるのです。
骨盤のゆがむとどうなるの?
ゆるんだ骨盤を放っておいたままにしておくと、骨盤がゆがみやすくなります。
骨盤がゆがむと腰痛だけではなく、産後の不妊や重い生理痛などさまざまな婦人科系トラブルを起こしやすくなるといわれています。腰痛などの自覚症状がなくても、妊娠中の方は骨盤ベルトの装着をおすすめします。
骨盤のゆるみが早産の原因に!?
骨盤のゆるむことによって切迫早産の原因にもなります。内臓や子宮が下がることにより、赤ちゃんが圧迫されて子宮が収縮するのです。骨盤ベルトで骨盤を支えることにより、赤ちゃんにとって居心地のいい環境を作ることができ、早産などのトラブルを予防します。
見た目に違いが!?産後の体形を戻す効果も
産後は骨盤が広がりがピークになり、お尻が大きく見えるだけでなく、妊娠前に着ていた服が着られなくなるほどになります。
私は妊娠中に7kgしか増加せず、産後もすぐに体重が戻りましたが、妊娠前にはいていたズボンがはけなくなり、はけたとしてもきつくなりました。それほど体形に大きな変化があるのです。
放置しておくと骨盤が広がったままになってしまうので、産後の骨盤ベルトの使用を強くおすすめします。
ちなみに私の産院では骨盤ベルトの持参が必須でした。
おすすめ骨盤ベルト「トコちゃんベルト2」の効果
口コミが良かった「トコちゃんベルト2」を購入しました。
これを初めて使ったとき腰が「メキメキッ」と音を立て骨盤が動く感覚がありました。そうとう骨盤のの関節が緩んでいたのだと思います。しばらく使い続けた結果、歩くのも大変だった腰痛がだいぶ楽になりました。この骨盤ベルトなしで生活するのは怖かったので、出産するまでのあいだ毎日つけていました。
トコちゃんベルト2のデメリット
肌の弱い私が感じた「トコちゃんベルト2」のデメリットは、1日中つけるとかゆみを感じたことです。
「トコちゃんベルト2
その対策として、トイレに行くたびに巻きなおす手間が増えますが、「トコちゃんベルト2
この方法で皮膚トラブルも気にならなくなりましたよ。
【まとめ】産前産後の腰痛には「骨盤ベルト」が必要
妊娠中や授乳中はシップを使ったり、鎮痛剤を服用することができません。
なので妊娠中や授乳中の腰痛には「骨盤ベルト」を毎日つけることが、1番の対策です。
「トコちゃんベルト2