子どもが産まれると色々な人と出会い関わりを持つようになります。
しかし「ママ友がいなくて寂しい」「ママ友との付き合いに疲れる」と悩んでいるママさんは少なくありません。私自身がそうでした。今回は同じように悩みを持つ方へ、「ママ友作りに大事なこと」をお伝えします。
ママ友作りに悩んだ実体験
出産前は、ママ友を作って育児を楽しもう!なんて思っていました。
しかし人見知りな私は、4回参加した母親学級で誰とも連絡先を交換することもできず、産院でできたお友達も住んでいるところが遠くて、なかなか会うことができませんでした。
そして息子が生後2カ月のときに。自治体の親子ひろばに参加したのをきっかけに、ママ友グループができてランチにも行きました。
しかし同じくらいの子を持っているということ以外に共通点はなく、あまり打ち解けられずに疲れてしまいました。それどころか、体が小さく発達が遅かった息子と、お友達を比べて落ち込んだりもしました。
そしてママ友作りに意気込んでいたのに、疲れている自分に気が付きます。
近所の児童館の親子ひろばも何回か行きましたが、知り合いが全くおらず、すでにママ友グループができていたので3回ほどで行くのをやめてしまいました。
自分に合う場所を見つけよう
児童センターの先生に、近くの保育園が開放をしていると聞き行ってみました。
1つの部屋を貸しきっていて、0歳から3歳くらいまでの子が10人ほどいました。
そこは常時おばあちゃん先生がいて、子育てについて相談に乗ってくれたり、一緒に付き添って遊んでくれたり、「あそこにいる○○ちゃんと月齢近いわよー!」なんて教えてくれたりもしました。
週に2、3回「リトミック」や「音楽リズム」や「英語」などのイベントなどもやっていたので、それが楽しくて何度か通っていくうちに、誕生月が近い子を持つママ友もできました。
今ではお互い保育園に入れて仕事をしていますが、休みの日に連絡をとったり遊びに行ったりしています。
児童館の親子ひろばは自分には合いませんでしたが、保育園の開放はとても楽しくて友達もできたので、先生にもとても感謝しています。
合わないと感じたら無理をしない
息子のためを思って行った児童館でしたが、なじめずに行くのが苦痛になってしまったように、自分には合わないと感じたら無理をして行く必要はありません。
ママ友は同じ子を持つ母だからといって、すべての人と合うわけではありません。
私は出産してから保育園に入るまでに20人ほどのママさんと連絡先を交換しましたが、1年過ぎた今でも連絡をとっているのは3人です。「この人とはちょっと合わないな…」という方もたくさんいました。
そのまま疎遠になればいいのですが、よく顔を合わせるママさんの場合は、無理して付き合いをせず適度な距離を保つようにしましょう。
子どもは自分で友達を作る
つい最近まで子どものためにママ友が欲しいと思っていました。しかし子どもはある程度成長すると、自分で友達を作るようになります。
子どもの年齢が低いうちの「ママ友」はあくまでも「ママのための友達」であって、一概に子どものためであるとは言えません。
もちろんママ友がいると、一緒に遊べたり相談できたりするので視野が広がるし、子どももお友達と遊ぶのが上手になるかもしれません。
ただ、「ママ友が欲しい!」とか「子どものために」と昔の私のように頑張りすぎている人は、少し肩の力をぬいてみましょう。
そのうち、ママ友という存在を超えた友達ができるかもしれません。
一人って意外と「楽」
買い物のついでに児童館のプレイルームに行ったことがあります。
誰も知り合いがおらず、息子も一人で遊びだしたので、目に入った育児雑誌の最新号を読みました。
最初こそは寂しさも感じましたが、もし知り合いがいれば、それはそれで気を使います。このときに「1人って意外と楽なんだな」と感じました。
ママが楽しい思える場所を見つけよう
私が楽しいと思えた保育園の開放でママ友ができたように、まずはママ自身が楽しいと思えるところを探してみましょう。気分転換もできて、ママ友もできるなんて一石二鳥ですよね。
ママ友作りにおすすめな場所についての記事も書いているので、よろしければ合わせてご覧下さい。
この記事が皆様のお役に立てると幸いです。ここまでお読み頂きありがとうございました。