電車が大好きな2歳児と一緒に、埼玉の大宮にある鉄道博物館を初訪問しました。
これから行かれる方の参考になるように、「料金・子どもが遊べるポイント・食事・平日の混雑状況」をまとめてみたので、参考になれば幸いです!
鉄道博物館の基本情報
埼玉県さいたま市にある鉄道博物館は、2006年に閉館した「交通博物館」をリニューアルし、2007年に開館しました。
子どもが大好きなプラレールで自由に遊べるエリアや、明治期に使われていた蒸気機関車(重要文化財)まで展示されており、子どもから大人まで楽しめるオススメの博物館です。
埼玉(大宮)にある鉄道博物館のアクセスは?
鉄道博物館の最寄り駅は「鉄道博物館(大成)駅」です。
JR大宮駅からニューシャトル(埼玉新都心交通)というモノレールに乗り換えるのですが、乗り場が離れているので5分ほど歩きました。
「大宮駅~鉄道博物館駅」までは1駅しかありませんが、大宮駅から歩くと20分以上はかかるので電車を利用するのがオススメです!(ICカード利用で片道185円)
そして最寄り駅の「鉄道博物館駅」から鉄道博物館は徒歩1分ほど。
改札を出ると駅直結で行けるので、迷うことはないと思います!
駅には電車のガチャガチャがたくさんあったり、展示もされているので子どものテンションは上がる一方でした。
この蒸気機関車なんて展示だけだと思ったら、定期的に汽笛も鳴ります!
ちなみに、ニューシャトルの高架下には駐車場があり、駐車料金は1日800円と安めなので、車で来るのもオススメです。
鉄道博物館のチケットは?
鉄道博物館の料金は「大人」「小中高生」「幼児(3~未就学児)」の3つの区分にわかれています。
関東にある私鉄の鉄道博物館の相場は、大人でも「200~300円程度」なので、鉄道博物館の入場料は高めです。
ただ、近隣の鉄道博物館に比べると規模が圧倒的に違うので、妥当な価格設定だと思いました。
料金 | 幼児 | 小中高生 | 大人 |
---|---|---|---|
個人 | 300円 | 600円 | 1,300円 |
個人 (前売り) | 200円 | 500円 | 200円 |
団体 | 150円 | 480円 | 1,040円 |
年間パス | 1,000円 | 2,500円 | 5,000円 |
ちなみに、支払いは現金以外にもSuicaやPASMOなどの「ICカード」でも可能です。さすが鉄道博物館!
鉄道博物館の割引は?
団体だと安くはなりますが20名以上で適用になるため、個人の場合は前売り券がお得です。(100円引き)
前売り券は「セブンイレブン・ローソン・ミニストップ」などで購入できますが、日付指定の上に変更や払い戻しが不可なので注意しましょう!
子どもがいると「急な発熱で行けなくなった!」ということもありますよね。前日まで購入できるのでギリギリで購入するのがオススメです。
あとは、メルカリで入場券や割引チケットなどが出品されているので定期的にチェックするのもオススメ!
新幹線の切符+入場券のセットもあり
鉄道博物館には、「東京都内の各駅」+「東京駅or上野駅~大宮駅の新幹線往復切符(自由席)」+「ニューシャトル往復券」+「鉄道博物館チケット」が一緒になったお得なプランがあります。
料金は、「おとな3,980円」、「こども1,200円」です。
どれくらいお得?
たとえば大人の場合、「新幹線往復+ニューシャトル往復+入館料」だと4,920円になります。
さらに子どもが喜びそうなオリジナルグッズも…!(現在はシンカリオングッズとポストカード)
ただ、もちろん新幹線を利用するので出費は多くなります。
東京都内にあるうちの場合は、「往復交通費+入場料」で3,300円だったので、やはり高く感じてしまいます。
でも、新幹線好きの子はきっと大喜びですね!
平日の混雑状況は?
今回私たちは、平日の11時頃から入館しました。
ジオラマや電車の展示スペースなど大人向けのエリアは空いていましたが、やはりここは人気でした!
そうです。みんな大好きプラレールです。
平日なので小学生以下の子たちが圧倒的に多め。いろいろな種類の電車(新幹線)やレールがあり、子どもたちが楽しそうに遊んでいました。
「京王レールランド・電車とバスの博物館」に行ったことがあり、それぞれプラレールのブースがあるのですが、やはり圧倒的に鉄道博物館のクオリティが高い。
あまり見たことがないものまで置いてあるので、うちの子も興奮していました。(ほぼここで遊んでいた)
ただ、幼児はオモチャの奪い合いや、ケンカをしやすい時期なので目が話せなかったです。
このスペースにはイスが置いてあり、隣が飲食スペースがあります。そこでスマホをいじって子どもをまったく見ていない親もいたので、少しでも子どもを見てあげてほしいな…と思いました。
入れ替えせいではなく本当に自由に遊べるエリアなので、マナーは守ってほしいところです。
平日なので、このプラレールエリア以外は混雑を感じるエリアはありませんでした!
鉄道博物館で食事できるエリアは?
最初にプラレールのエリアで遊んでしまったので、なかなか引き離すことができず、プラレールの隣のスペースにあるキッズカフェ(ファーストフード店)で食べました。
主にハンバーガーですが、ドーナツやアイスなどのデザートも置いてあります。
うちは、せっかくだったので「てっぱくバーガーセット(940円)」を購入。なかなかのボリューム!
「新幹線のシール」「プリン」「飲み物」も付いていました。
また、このエリアはガラス張りになっているので、在来線を見ながら食事を取ることができます。
ほかにも鉄道博物館には、新幹線型のお弁当が変える「駅弁屋」、高級感がある「トレインレストラン日本食堂」、実際に走る新幹線を見ながら食事が取れる「ビューレストラン」などがあります。
再来したときはぜひ他のお店も行ってみたいです!
持ち込んで食事もOK
鉄道博物館には店舗やレストラン以外に「飲食スペース」が設けられているので、お弁当を持ってきて節約することもできます!
オススメは3階にある「新幹線ラウンジ」です。
ここは、「はやぶさ」や「こまち」などの新幹線がすぐ近くを通るスペースで、子どもたちが喜ぶこと間違いなし!
新幹線が通る時刻も細かく掲示されているのもさすがだなと思いました。
あとは、1階にある「ランチトレイン」もオススメ。(駅弁屋の目の前)
ここは、電車内すべての席で飲食できるスペースで、駅弁屋で買ったものだけではなく持ち込みの物も食べることができます。
目の前に在来線が走っているので、電車好きの子は喜んでくれると思います!
あとは、天気がよければ屋上でも食事が取れるそうです。
展示スペースは大人向け
食事を取ったあと子どもを連れて展示スペースに行きました。
ただ、少し薄暗い雰囲気が怖かったようで「怖い!」と言い出したので、プラレールエリアに子どもと夫を残して再び展示スペースへ。
なかなか迫力があります。
何十年も前にこんな車両があったなんて驚きです。
中央にある蒸気機関車は、定刻になるとぐるっと一周回転したり、汽笛を鳴らしてくれます。
ジオラマも圧巻でした。私鉄の鉄道博物館とは比べ物にならないくらい大きい!
企画展を含めると30分ほど回ったのですが、ぜんぜん時間が足りませんでした。
広いし見学するところがたくさんあるので、早歩きで移動してもすべてを回れない!(笑)
鉄道博物館は大人から子どもまで楽しめるスポット
私も子どもの影響で電車が好きになったということもありますが、鉄道博物館は大人でも十分楽しむことができました。
もちろんプラレールや乗り物など、子どもが楽しめるエリアも本当に充実しています。
自宅から鉄道博物館まで往復2時間半かかるので、年間パスポートの購入は断念しましたが、片道30分程度だったら間違いなく年パスデビューしていたところでした。それぐらい満足度が高いです!
今回まわれなかったエリアもたくさんあるし、行きたいレストランもあるのでぜひ再訪したいと思います!。