これから保育園に入園を控えている方は、「子どもが保育園に入ったらどれくらい休むんだろう」と心配している方もいらっしゃるのではないでしょうか。特に働きに出る方は、仕事を切り上げてお迎えに行かなければならないという人も多いはず。
そこで今回は「保育園に行くとどれくらい風邪を引くのか」についてです。これから保育園に行く方の参考になれば幸いです。
37.5度と38.0度のボーダーライン
まず基本的な情報として、朝の時点で37.5度の熱があると登園不可になる保育園が多いです。ただし子どもは平熱が高めな上に、まだ体温調節がうまくできないので、しばらくたって計ってみると平熱に戻っていたということも多いで、様子をみてもう一度計ってみましょう。
そして登園してからも1日に最低2回の計温があるので、そのときに38度の熱があるとお迎えの連絡がきます。
それ以外にも、「ぐったりして元気がない」「発疹が出た」「下痢や嘔吐」「機嫌が悪い」「ごはんを食べずミルクを飲まない」という症状がでたときにも、病状についてやお迎えの連絡が来る場合があります。
【体験談】保育園に行くと風邪をひくは本当だった
生後10ヶ月で保育園に入園した息子。4月~7月の状況を書きたいと思います。
うちの子は保育園に行くまでは児童センターや保育園の開放など、週に1・2回は通っていましたが、予防接種の副作用以外で高熱を出したことは一度もありませんでした。「保育園に行くと風邪をひく」なんていう話をよく聞きましたが、うちは体が丈夫だから平気だろうなんて思っていました。
4月【お迎え0回・お休み0回】
「微熱気味なので早めにお迎えお願いします」という連絡を何度か受けたものの、保育園を一度も休むことなく行くことができました。
5月【お迎え2回・お休み4回】
4月は一度も風邪を引かなかったものの、ゴールデンウィーク前後と月末に高熱を出しました。風邪が長引くことはありませんでしたが、結果、お迎え要請が2回・お休みが4回と週1ペースで保育園をお休みしました。
5月は0歳児クラス全員が常に鼻水が出ていたという状態でした。
6月【お迎え1回・お休み4回】
6月は一度だけ鼻かぜで発熱してお休みしました。5月よりは風邪を引かなくなったという印象です。
しかしある日お迎えに行くと、目やほっぺたに目ヤニがべったりくっついていた息子。翌日、眼科に行くと「流行性結膜炎」と診断されて数日出席停止になりました。
7月【お迎え0回・お休み2回】
39度の高熱で2日お休みしました。それ以外は、たまに鼻水や下痢をする程度で5月・6月よりは風邪をひかなくなったかも!という感じです。
4ヶ月間でお迎え3回・お休み10回
保育園に行くまでは一度も高熱を出したことがなかった子どもが、保育園に通いだしてから何度も風邪をひくようになりました。
特に5月は常に鼻水が出ていた状態で、電動鼻水吸引機が大活躍でした。
こんなに休んでいるのうちの子だけかな?なんて思いましたが、保育園に子どもを預けているママ友に話を聞くと「うちも週1で休んでた」「鼻水や咳を繰り返してる」「感染症をもらってきて出席停止になった」とみなさん同じような感じでした。
【追記】子どもが2歳になりました
入園当時はまだ0歳児だった息子が2歳になりました。
入園してから1年間は本当に毎月のように熱を出して保育園をお休みしていましたが、2歳になった現在は「2ヶ月に1回」に減りました(笑)
微々たる変化ですが、それでも体が丈夫になってきているように感じます。そして3歳児になったら「3・4ヶ月に1回」のペースになるといいな…なんて淡い期待をしています。
お迎え・休みの対応を準備しておこう
これから保育園に子どもを預けるという方は、子どもが体調を崩した場合「誰がお迎えに行くのか」や「誰が看病をするのか」をしっかり話し合っておく必要があります。
もしパパもママも仕事が忙しく、看てくれる人がいないという場合は、病時保育やベビーシッターを登録しておくことをおすすめします。
これから保活・入園を控えている方にオススメな1冊
【著書名】共働き子育てを成功させる5つの鉄則
【オススメ度】☆☆☆☆
【著者】普光院 亜紀
著者は「保育園を考える会」の代表。2人の子どもを保育園に入れ仕事をした経験を持ちます。
保活から職場復帰までの3つのケースを紹介していますが、とても納得し共感をえた内容になっていました。
本のタイトルから共働きのことだけかと思いきや、その他にも保育施設の選び方や入園状況なども書かれています。
毎朝泣かれて保育園に預けることに罪悪感を感じることもありましたが、この本を読み返すことにより、その考えをくつがえし自信をもつことができました。
これから保活・入園を控えている方にぜひ手に取っていただきたい1冊です。
そして特に家事分担や完璧にこなす事も難しさという観点から、それを理解していただくためにぜひパパに読んでいただきたいです。