【ブログ】粟津温泉郷にある「のとや(石川県小松市)」の宿泊レポート！

石川県小松市にある老舗旅館「粟津温泉のとや」に宿泊してきました。粟津温泉は北陸最古の温泉郷として有名で、こちらの旅館はなんと創業700年という歴史を持っています。

そんな歴史ある旅館「のとや」さんに宿泊して感じたことや雰囲気をレポートしたいと思います。

新型コロナ対策は？

2020年2月に日本でコロナウイルスが流行し始めてから、宿泊施設も感染症対策を強化しています。

では「のとや」さんの感染症対策はどんな感じなのでしょうか。

入口で検温＆アルコール消毒

まず館内に入ったところ、入口付近に非接触型の検温器とアルコール消毒液が用意されていました。

チェックインの前に宿泊者全員の体調チェックと消毒をしているようです。

検温器の精度ですが、全員平熱と同じくらいの温度が表示されていたので誤差は少ないと感じました。

食事処の感染対策は？

食事についてですが、食事処は仕切りがあったり、他の宿泊客の方と距離があったのでソーシャルディスタンスは保たれていると思います。

配膳スタッフはもちろんのこと、従業員の方は全員マスクを着用していたため、指導もきちんとしている印象を受けました。

部屋食のプランもあるようなので、他の宿泊客がいる空間が気になる方はこちらを選択するのもオススメ。

その他の感染症対策は？

あとは、館内の至る所に消毒液が用意されていたり、

客室にもありました。

チェックインをしてしばらくすると館内放送が流れ、宿泊客にもマスクの着用や手洗いをお願いしていたところも好印象でした。

「粟津温泉のとや」の宿泊レポート！

館内の雰囲気は？

まずは館内をご紹介したいと思います。

チェックインをするフロントのすぐ横には、和風のロビー・カフェラウンジがありました。

コロナ後ということもあってか利用者が少なく、ゆっくりできそうな感じです。

あとは、フロント横には女性に嬉しい浴衣の無料貸出サービスや、

ネイルができるスペースがありました。（もちろん無料）

（夜に撮影したため写真が暗くてすみません…）

女性はテンションが上がりますよね。発色もよく塗りやすかった…！

あとは休憩スペースがあったり、

石川らしい和を感じられる場所があったり。

全体的に旅館の良さが出ていたと思います。

のとやは3棟に分かれている

実際に宿泊してみて感じたのは、建物の外観を見たときよりも大きかったことです。

のとやさんは全部で3棟に分かれていて、客室も意外と多い。

一番右側の「山の棟」は少し歩くので、お年寄りの方はフロントで車いすを借りるのもオススメ。

売店は？

フロントの奥には売店もありました。

ここでお土産を買うことができます。

↑どちも閉店後の写真で真っ暗です（すみません）

余談ですが、館内から直接行ける夢横丁（居酒屋さん？）というお店があり、無料で食べられるかき氷券をいただきたので行ってきました。

こちらは深夜遅くまで営業していて、小腹が空いたら料理を注文することができます。

のとやの客室は？

今回は家族6人で宿泊しました。お部屋はスタンダードなお部屋だと思います。

スキンケアも一式ありました。

トイレ別もお風呂もありました。全客室にお風呂が付いているそうです。

大浴場のお湯は熱かったので、小さなお子さんがいる方はこちらで済ませるのもいいですね。

ちなみにこちらの旅館には源泉の露天風呂付のお部屋もあるので、感染症が気になる方はこちらのプランがオススメ。

客室に入ったときは、「この部屋に6人か～。ちょっと狭いかな？」なんて思いましたが、

もう一部屋ありました！

しかも壁掛けのテレビ付き！ありがたい。

お部屋の広さ的には満足です。

仲居さんがお茶を入れてくれます

のとやは仲居さんが担当制のようで、チェックインするとお部屋まで案内してくれます。

客室に入ったあとはお茶を入れてくれたり、館内の説明をしてくれました。

お菓子も美味しかったです。ちなみに今回は2泊したのですが、2日とも違うお菓子を用意してくれました。

のとやの温泉の雰囲気は？

新型コロナ発生後のため宿泊は全体的に少ない印象でしたが、人との接触をなるべく少なくするため貸切風呂を予約して入りました。

大浴場のすぐ横にあります。

階段があって雰囲気がありますが、お年寄りには少々きついかも？

洗面＆脱衣所はこんな感じ。

そして気になる露天風呂は…広い！！

こんなに広い貸切風呂は初めてでした。大人15人くらいは余裕で入れそうな広さでした。

景色はというと緑に囲まれていて、とても気持ちがよかったです。

ただし仲居さんも言っていたのですが、この貸切風呂にはシャワーが1つしかないため、大人数で入る場合は大浴場やお部屋にあるお風呂で体を流してから入るのがオススメです。

のとやの食事は？

夕飯と朝食はこちらの「源助」という食事処でいただきました。

今回は窓側の席で景色もよかったです。隣で宿泊客の方が食事をされていましたが、仕切りがあったのと距離があったため全く気になりません。

配膳スタッフはお部屋を担当している仲居さんなので安心感もありました。

夕飯・朝食ともに豪華でした

ごはんが美味しかったので、ほとんど写真を撮るのを忘れてしまいました…。(言い訳)

なので、こちらは参考程度に。

【一日目・夕食】

【一日目・朝食】

のとやが提供しているごはんは「石川県産のコシヒカリ」。お米が立っていてとても美味しかったです。

今回は2泊したのですが、2日とも夕食も朝食も別の料理を提供していただいたので、いろいろな料理を楽しむことができました。

【二日目・夕食】

【二日目・朝食】

本当は上記の写真以外にも、熱々の茶碗蒸しとか、ステーキ・揚げたての天ぷら・のどぐろ・ほたてのグラタンとか美味しいものがたくさん出てきました。写真を撮り忘れたのが悔しいですが、どの料理も本当に美味しかったです。

のとやに宿泊した感想

普段あまり旅館に泊まらないのですが、北陸らしい「和」を感じたくて今回こちらに宿泊しました。

想像していたよりも館内が広く、ゆったり・のんびりすることができました。担当の仲居さんもいるのでおもてなし感もあります。

あとは、感染症対策もされていて安心して宿泊できる宿だと思いました。

実際に宿泊した感じたデメリットは？

いいところがたくさんあった一方で、デメリットな面も少し感じました。

新しい部分と古い部分がある

創業700年を誇る「のとや」は、改装を重ねて現在の建物になっています。

直近では2017年にリニューアルしており、人の出入りが多い1階や2階部分・エレベーターはとてもキレイです。

ただ、客室や廊下部分はやや古さを感じるところがありました。

客室がタバコくさかった

館内はとくに気になりませんでしたが、宿泊したお部屋がタバコくさかったのが少し気になりました。

とくにベッドがある部屋は窓がなかったため喚起ができません。

非喫煙者にとっては少し気になるな…と思いました。

スタッフの連携が取れてないな？と感じることがあった

コロナでスタッフが減ったのか？働いている方がとても忙しそうという印象を受けました。

連携が取れていないのかな？と感じる部分もあり、その点は少しデメリットに感じます。

ただ、どの方もとても親切で基本的には気持ちよく過ごすことができました。

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