1回の授乳時間は10~20分が理想と言われています。その間、子どもを抱きながら母乳をあげるのは想像しただけでも大変ですよね。
今回は「授乳クッション」についてです。
授乳クッションってなに?絶対に必要なもの?
母乳育児のママにとって「授乳クッション」は必須アイテム。「U字型」と「I字型」の2つのタイプの授乳クッションを実際に使ってみた感想と特徴をご紹介します。
授乳クッションって何?絶対に必要な物?
授乳クッションとは授乳するときに使うもので、ママの授乳時の負担を軽減します。
枕やクッションなどで代用できますが、授乳クッションは授乳しやすいような高さになっていたり、ママのお腹に巻きつけることでクッションを落とす心配もなので安心感もあります。
旅行に行ったときに枕やタオルで高さを調節をして授乳をしてみたのですが、とても疲れたので、やはり授乳クッションがあると便利だなと感じました。
授乳クッションの違いと特徴は?
授乳クッションは大きく分けて2つのタイプがあります。
「U字型タイプ」
授乳に特化したクッションで、さわり心地は「I字型(抱き枕)タイプ」よりも固めのものが多く、赤ちゃんを安定して寝かせることができます。
わが家は妊娠中にこの「I字型(抱き枕)タイプ」
授乳だけではなく抱き枕として使えるなど、さまざまな用途があります。
U字型を使った感想
U字型クッションは産院の授乳室にあったのを使っていました。お腹にはめるだけで簡単に装着できるのでとても便利です。クッションの硬さや高さも丁度よかったです。
ネットや店頭でもこちらのタイプを多く見かけます。「I字型クッション(抱き枕)」よりもコンパクトなので、「抱き枕としては使わないし授乳ができればいい」という方はこちらをおすすめします。
I字型(抱き枕)を使った感想
妊娠中に抱き枕として購入しました。妊娠後期になりお腹が大きくなったことで、寝づらくなったためです。
肝心の授乳も、高さがあってとても授乳しやすいです。ただし、お腹にはめるだけのU字型と違って、自分でスナップボタンをつける必要があります。
そのためネットで「赤ちゃんを抱っこしながらボタンをつけるのは大変」という口コミを見ましたが、うちでは授乳クッションをつけてから息子を抱っこして授乳していたため、不便に感じたことはありませんでした。
I字型(抱き枕)の意外な使い方
I字型クッション(抱き枕)を、妊娠中から授乳期まで使い続けて感じたメリットをご紹介します。
- 出産時に役に立った
- 会陰切開後の痛みを分散できた
- お座り期の補助として使える
- クッション代わりとして使える
①出産時の痛みの分散
陣痛が始まって病院に行くときにI字型授乳クッションを持っていきました。陣痛で激しい痛みに襲われたときには、これを抱きしめたり、つかんだりして痛みを発散させました。
慣れない入院生活も、家でずっと使っていたこのクッションがあると安心でした。
②会陰切開後の痛みを軽減
会陰切開とは出産時に股を切って、分娩を促す処置です。
出産後すぐに縫いますが、麻酔が切れたあと数日はまともに座れないくらいの激痛に襲われます。入院中は授乳クッションの上に座って痛みをしのいでいました。これなしでは普通に座ることはできませんでした。
③お座り期の補助として使える
息子はなかなかお座りが安定せず、よく頭から倒れたりしていたので、授乳クッションを置いて頭を床にぶつけないようにしていました。
④ぶつかり防止クッションとして使える
息子は寝相が悪く、寝ているときでもよく動ます。夜中に壁に頭をぶつけて起きて泣いていたので、それを防止するために授乳クッションを頭側に置くようにしました。
このおかげで頭をぶつけて夜中に起きて泣くということがなくなったので本当に助かります。
【まとめ】U字型とI字型どちらが便利?
I字型クッションよりもU字型クッションの方が便利という意見が多かったのですが、実際に使ってみるとI字型クッションを購入して本当によかったと思います。
ネットで「赤ちゃんを抱っこしながらボタンをつけるのは大変」という口コミを見ましたが、うちでは授乳クッションをつけてから息子を抱っこして授乳したため、不便に感じたこともありませんでした。むしろ赤ちゃんを抱きながらクッションをつけようとするのは危ないと思いました。
どちらを選ぶかは個人の好みかと思いますが、この記事がみなさまの参考になると幸いです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。